足首を調整すると緊張が取れる?

こんにちは!エムエムカイロプラクティック代表の古賀です。

学校を卒業し、施術を仕事にすること幾何年。徐々に自分の施術の骨組みがしっかりとしてきたかなと思う今日この頃です。

さて、今日は僕が施術をするうえで必ずチェックする場所。足首の話をしていきたいと思います。

足首って癖が人それぞれで特徴的でオモシロイ。その特徴ゆえに足首から影響の出る場所も様々。股関節や首、腰など全身にわたって影響を及ぼす施術し甲斐のある部分です。

オモシロイところを今日は紹介していきたいと思います。

目次

足首の基本

足首と簡単に言っても、足首から足先まで構成する骨は全部で28個、両足合わせて56個。全身の骨の数は全部で208個なので、全身の約1/4の数の骨で足首を構成していることになります。

関節は距腿関節や距骨下関節など大きな関節から細かいものを含めると33個の関節が構成しています。

足首はこれだけの骨や関節(もっと言えば靭帯や筋肉もあるのですが)があるおかげで、体重を支えながら、細かい動きを同時に行うことができる超高性能精密機器なのです!

人間の足は、現在の科学をもっても再現することができません。いや、構造だけなら再現できるでしょう。しかし、再現できないのにはもう一つ理由があります。

それは、メカノレセプター(固有感覚)の存在です。

さて、それはいったい何なのか?ちょっと調べてみましょう。

体に対する意識(筋、腱内の受容器による筋、腱、間接部の緊張の変化)の知覚である。ヒトが大きく依存する感覚であり、しかしながら頻繁に意識されない感覚である。説明するより更に簡潔に明示すると、固有感覚とは、体の様々な部位の位置する場所を感じているという”無意識”である。これは目を閉じて腕を周りに振ることで演示することができる。固有感覚機能が正確だと思い込んで、どの他の感覚にも感知されていないにもかかわらず、直ぐに実際にある手の位置の意識が無くなるだろう。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9F%E8%A6%9A  ウィキペディア参照

つまり、メカノレセプターとは自分の身体の位置や動き、力の入れ具合を感じる感覚のことです。

この感覚があるおかげで、転びそうになった時に筋肉から運動を調整して転ばないようにしてくれています。生きていれば誰しも恩恵を受けているスペシャルな感覚です。

両足56個の骨と33の関節に筋肉や靭帯、そしてメカノレセプターの存在。これだけ複雑な構造と機能を兼ね備えた足首はほんとオモシロイです!「目は口ほどにものを言う」といいますが、身体のことは「足は口ほどにものを言う」といったところでしょうか。施術しているとほんとそう思います。

さて、そんな足首ですが、しっかり機能が働いている人はかなり少ない印象です。

皆さんも自身の足の指チェックしてみてください。人差し指から小指までの4指が親指より上がっている浮指状態になってませんか?それではうまく働きません。次は今の人に多い足の癖や背景について話してみます。

足の癖とスニーカーの技術発展

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Photo by Jordan Hyde on Pexels.com

ここ数年で、クッション性の高いソールの厚いスニーカーを見かけることが多くなりました。履いてみると、本当に楽。歩いているときの足の感覚もそうですが、歩行自体も弾むようで心地いいですね。

しかし、その歩いているときの楽な感覚というのは、本来足首を機能させることで感じるはずの感覚なのです。前述したように足の構造は機能的に本当に優れたもの。厚すぎるソールは足の本来使うはずの機能を奪ってしまうそんなデメリットがあります。

陸上の名門校佐久長聖高校の高見澤監督が厚底シューズについて競技からの視点で語ってくれているいい記事です。こちらもぜひ。

厚底シューズに代表される機能的な靴はメリットとデメリットが非常に大きいので、頼りすぎるのも自分本来の足の機能が失われてしまうので、注意が必要です。

\厚底シューズのメリット/

  • クッション性が高く、衝撃吸収に優れる
  • 反発力が強いので、地面の力を使って進みやすい
  • 歩幅が大きくなる

\厚底シューズのデメリット/

  • クッション性の高さ故に、足の機能低下が起きやすい
  • 従来の歩き方と変わるので、怪我につながることも
  • パフォーマンスを上げるためには、それ用のトレーニングが必要

このような靴の技術発展と浮指や足先をクロスさせたり、足の外側を立てたくなるような癖が相まって、機能低下を引き起こしやすくなっています。

ここで、足がちゃんと機能しているか簡単なテストをしてみましょう!

  • まず、椅子に座った状態(出来たら地面に足がつかないとBEST)で目をつぶります。
  • 足首を10度、20度、30度に上げていきます。
  • 目を開けて同じことを繰り返してやってみます。
  • 目を閉じたときと開けたときに差がなければOK(足元をビデオでチェックしているとわかりやすいです)

これは足の関節の中にある位置情報がしっかり働いているかのチェックです。これが働いていないと、足より上の部分の股関節や腰、首背中などで帳尻を合わせようとするので、足の不調が思わぬ体の不調を生み出すこともあります。

足首の調整は大事

足の不調がどうしていろいろと影響を及ぼしてしまうのか、少しわかっていただけたでしょうか?

臨床の現場では、自覚の有無は問わず、足回りにエラーが起きている人がほとんどです。その自覚がないゆえに足から調整して、首や腰などに変化が出ると、驚いてくれることが多々あります。「足だけでこんなに変わるんですね」という声もいただいたりします。

今回は足ですが、施術を通していい意味で驚き、サプライズを提供してオモシロイ!と思ってもらえるようにこれからも頑張っていきたいと思います!

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